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ホワイトニングと審美歯科治療について
歯の変色について
 歯の色は一見白く見えますが、よく見るともともと少し黄色味を帯びています。歯は、表面を半透明のエナメル質が覆い、その下に黄色味を帯びた象牙質があります。そのために歯は黄色味がかっているのです。
 人間は髪の色や肌の色が遺伝するように、歯の色も遺伝します。ですから、歯の色には生まれつき個人差があり、人によってはもともと黄色味が強い人もいます。 また、年齢とともに象牙質の部分が厚くなり、エナメル層が薄くなるので、年を重ねるごとに、歯はより黄ばんできます。
 その他の原因として、喫煙、コーヒーや紅茶などの飲みすぎなどが原因で褐色になる場合もあります。また、虫歯治療などで歯の神経を抜いたり、フッ素を過剰に与えた時にも歯が黒ずんで見えることがあります。 歯の変色には様々な原因があります。ここでは大きく、内因性ののもと外因性のものに分けてご説明し、 どのような審美歯科の対処法があるかをご紹介いたします。
 >>内因性の歯の変色
1.神経を抜いた歯
神経を抜いた歯 歯の神経(歯髄/しずい)を取ると歯の色が少し黒ずみます。 この歯の変色は、血性色素と言って血が固まったり、変質したものや、歯髄組織の腐敗物が象牙質に染み込むことが原因で起こり、茶褐色やグレーになります。 変色度合いは、歯髄を取った後の処置や歯髄がどの程度傷んでから取ったかによって変わってきます。
2.歯の成長期における薬剤の服用
テトラサイクリン歯  幼少の歯がまだ生え揃っていない時期に、テトラサイクリンミノサイクリンなどの抗生剤を服用することによって 歯が灰色や暗紫色の縞々になってしま病気があります。 この歯の変色はテトラサイクリン歯と呼ばれています。 永久歯の象牙質ができてくる乳児から7歳ぐらいの時期にこの薬剤を長期間服用すると、歯の象牙質に色素が沈着してしまい歯の色が濃くなったり歯に縞模様ができたりします。 色は薬の種類によって灰色や茶色、オレンジ色などさまざまです。 また、変色度合い強い場合には歯のクリーニングやホワイトニング治療だけでは、歯を白くする事が難しい場合もあります。

 また、フッ素は歯を強くするイメージがありますが、エナメル質の形成期に多量のフッ素を摂取すると、歯に白い斑点ができたり、一部分が茶褐色に変色することもありますので注意が必要です。 しかも、この白斑はホワイトニング治療を行うことによって逆に目立つ場合がありますので注意してください。軽い症状の場合はホワイトニング治療によって改善できますが、歯の変色が強い場合はやはり改善しきれない場合もあります。
3.加齢による歯の変色
 歯にはエナメル質の内側に象牙質という層があり、さらにこの内側に歯の神経と血管が通っています。 生えたばかりの歯の象牙質は淡いクリーム色をしていますが、肌の老化と同じように新陳代謝により年々歯の色は濃くなって来ます。 またエナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り(はぎしり)、食事などの日常生活で薄くなって行くため、内側の象牙質の色が歯の表面に出るようになります。 これらの相互作用によって、歯の色が全体的に黄色くなってゆき、茶色っぽくなってくるのが加齢による歯の変色です。 また、紫外線によっても歯の色が濃くなることがあります。
4.その他の歯の変色要因
 エナメル質形成不全、象牙質形成不全などの遺伝的、先天的な原因によるものだけでなく、これまで歯の治療を受けられた際に用いられた歯科材料の変質なども、歯の変色要因となります。
 >>外因性の歯の変色
1.飲食による着色
 タバコのヤニはもちろん、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラなどタンニンを多く含む飲み物や色素を含んだ飲料、カレーなど香辛料の強い食べ物やチョコレートなど、日ごろ私たちが口にしているものでも色素が歯に沈着してしまいます。 また、女性の方は、口紅にも注意が必要です。
2.虫歯によるもの
 初期の虫歯は白くにごった色になり、歯の表面がざらざらしてきます。 表面だけの初期虫歯であれば歯のクリーニング、ティースポリッシングによってきれいにすることができますが、さらに虫歯が進行すると茶褐色や黒っぽくなってきます。ここまでくると、虫歯を削って詰めものをしなければなりません。 虫歯の治療で詰めた金属が原因で歯が黒くなることもありますが、この場合には原因となっている金属をはずし、歯の黒く変色してしまった部分をすべて削り取って、白い材料で詰めなおす必要があります。
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監修医院:京都の歯科 小笹デンタルクリニック


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